GAMECITY : Wii 4.2J Hack 解説 GAME CITY
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Wii 4.2J で 自作アプリやゲームソフトのバックアップを起動できるように Hack する方法を解説します。 


 


現在では Wii を Mod チップなどで物理的に改造しなくても SD に bannerbomb という Wii のバナーの読み込みの脆弱性を利用したツールによって Hack することが可能です。

これにより以下のようなことが Wii で可能になります。

- バックアップした Wii のソフトを DVD-R や USBメモリ,外付け HDD から起動可能
- DVD VIDEO の再生ができる
- ゲームのチートツール Ocarina を使うことができる
- 自作アプリ(エミュレータ, ツール等)を起動できる 
- その他

Wii を Hack する大まかな手順としては bannerbomb で任意のアプリを走らせることができるようになるので それを利用して Homebrew Channel という自作アプリが Wii のシステムメニュー(初めにアプリ一覧が表示される画面)から動作することができるようになるものをインストールします。
同時に DVD を再生できるようになる DVDX と NAND をバックアップ, リストアできる Boot Mii をそれぞれインストールします。
これが完了したら IOS という Wii のゲームを動作させるモジュールを バックアップした Wii のソフトを DVD-R や USBメモリ,外付け HDD から起動できるようにする cIOS(Custom IOS) に書き換えます。

ただし Wii の Hack には大きなリスクが伴います。
一度改造に失敗すると PSP のパンドラバッテリーのように完全に復旧する手段がありません。
また 改造できても無闇に cIOS や wad をインストールすると不具合が発生して元に戻せなくなることがあります。

ここで重要になってくるのが NAND のバックアップです。
改造前の NAND をバックアップすることによって改造後に 何かインストールして不具合が発生したりしても NAND をリストアすればバックアップした時の状態に復元することが可能です。 (ただし Wii が full-brick してしまった場合は復旧することはできません)

これらの注意点や改造のリスクについて理解した上で手順を進めるようにしてください。
ここでは現在最新バージョンである 4.2J の Wii の Hack の方法について解説しますので それ以外のバージョンであった場合はこちらの方法で改造しないでください。

※バージョンは Wiiメニューの「Wii オプション」を選択して 本体設定 を選択すると画面の右上に バージョンが表示されますので そちらから確認できます

  

また 今までに一度も改造したことが無い状態の Wii であることを確認してください。
他の Wii について解説されているサイトで cIOS や wad などを既にインストールしたりしていると手順がうまく進まない場合があります。

Wii を Hack する手順で必要になりますので あらかじめ無線LAN によるインターネットに接続できる環境の用意と Wii のネット接続の設定を行っておいてください。

※記事中で小さく表示されている画像はクリックして拡大表示させることができます

[ 手順 ]

準備するもの

- 無改造の状態でバージョンが 4.2J の  Wii
- 容量が 1GB 以上の SDカード
- SD カードリーダ
- 無線LAN によるインターネットに接続できる環境
- Windows のパソコン

Wii Hack ツールの導入

1.Wii を改造する手順で以下の必要になるツールをすべてまとめた Wii 4.2J Hack ツールをダウンロードして解凍します。


Wii 4.2J Hack に含まれているツール:

- bannerbomb alpha v2 
- HackMii Installer v0.6
- AnyTitleDeleterDB v6 
- cIOS 38 rev17 Installer
- NUS Downloader v1.3b
- Trucha Bug Restorer v1.11
- Hermes_cIOS222_223_installer_3.0_(rev4)

2.Wii 4.2J Hack フォルダの中にある「sd_root」フォルダを開きます。



3.SD のルートディレクトリ(sd0:/)に先ほど開いた sd フォルダの中にある「apps」フォルダ,「private」フォルダ,「boot.dol」をそれぞれコピーします。



4.Wii 4.2J Hack フォルダの NUSD_v13Beta フォルダの中にある「NUSD_13Beta.exe」を実行します。



5.今後の手順で必要になる以下の 3つの IOS を 手順5-1,2,3 の方法でダウンロードします。

- IOS15-64-v257.wad
- IOS15-64-v523.wad
- IOS36-64-v3351.wad

5-1.「Pack -> WAD」にチェックを入れておきます。

5-2.Database  をクリックして IOS にカーソルを合わせると一覧が表示されるので IOS15 の v257 をクリックします。



5-3.「Start NUS Download」をクリックすると指定した IOS のダウンロードをして NUSD_13Beta フォルダ内に作成されたフォルダの中に IOS15-64-v257.wad が生成されます。

NUSD_13Beta フォルダ内に作成されたフォルダ:


生成された IOS 15-64-v257.wad ファイル:


これと同じ手順5-1,2,3 で IOS15-64-v523.wad と IOS36-64-v3351.wad をダウンロードします。



6.先ほどダウンロードした IOS15-64-v257.wad と IOS15-64-v523.wad と IOS36-64-v3351.wad を SD のルートディレクトリ(sd0:/)にコピーします。



7.これで Wii Hack ツールの準備は完了ですので SD は Wii のSDスロットに入れておいてください。

Homebrew Channel, BootMii, DVDX のインストール

bannerbomb という Wii のバナーの読み込みをした際の脆弱性を利用して 自作アプリが Wii メニューから起動できるようになる Homebrew Channel をインストールし 同時に DVD を再生できるようになる DVDX と NAND をバックアップ, リストアできる Boot Mii をそれぞれインストールします。

ここからの作業はWiiのシステムを書きかえますので 作業の途中で電源を切ったりコンセントを抜いたりしないでください。
また 以下の手順を踏むことによりWiiが最悪壊れてしまう可能性があるので自己責任でお願いします。


8.Wii の電源を入れてメニューを表示させます。

9.画面の左下にある「SD カードメニュー」を Aボタン で選択します。(SD カードメニュー初回起動時には SDカードメニューに関する説明が表示されますので指示に従って進めてください)

 

10.SD 内にある bannerbomb を読み込んで Wii でSDに入れた任意のアプリが起動できるようになりましたので「はい」を Aボタン で選択します。



11.HackMii Installer が起動して注意書きが表示されてから しばらくすると「Press ① to continue」と表示されるので Wii リモコンの ①ボタン を押すとメニューが表示されます。。

 

12.自作アプリが起動できるようになる Homebrew Channel をインストールしますので「Install the Homebrew Channel」にカーソルを合わせて Aボタン で選択します。



13.「Yes」にカーソルを合わせて Aボタン を押すとインストールが始まり 完了すると「Continue」と表示されるので Aボタン を押します。

 

14.DVD VIDEO が再生できるようになる DVDX をインストールしますので「Install DVDX」にカーソルを合わせて Aボタン で選択します。 



15.「Yes」にカーソルを合わせて Aボタン を押すとインストールが始まり 完了すると「Continue」と表示されるので Aボタン を押します。

 

16.NAND をバックアップ, リストアして Wii を復旧することができる BootMii をインストールしますので「BootMii...」にカーソルを合わせて Aボタン で選択します。 



17.「Install BootMii as IOS」にカーソルを合わせて Aボタン を押します。



18.SDカードに BootMii を起動する際に必要になるファイルを書きこみますので「Yes,contunue」にカーソルを合わせて Aボタン を押します。



19.SD カードのルートディレクトリに「bootmii」フォルダが作成されて BootMii の起動に必要なファイルや設定ファイルの書き込みが完了すると BootMii をインストールしますか?と表示されるので「Yes,contunue」にカーソルを合わせて Aボタン を押します。



20.BootMii のインストールが始まり 完了すると SUCCESS. と表示されるので「Continue」にカーソルを合わせて Aボタン を押します。



21.「Return to the main menu」にカーソルを合わせて Aボタン を押してメインメニューに戻ったら「Exit」を選択して HackMii Installer を終了します。



22.すると Homebrew Channnel に画面が切り替わりますが一度 Wii の電源を落として再度電源を入れます。

23.Wii のチャンネルメニューに HomebrewChannel が追加されていることを確認してください。



24.これで Homebrew Channel, BootMii, DVDX のインストールは完了です。

※今後の手順では Homebrew Channel から各種ツールやインストーラーを起動していきます

BootMiiでNANDのバックアップをする

改造前の NAND をバックアップすることによって改造後に何かインストールして不具合が発生したりしても改造前の状態に復元することが可能になりますので必ずバックアップしてください。
ここで NAND をバックアップしておかないと今後の手順やその後の cIOS, wad のインストールなどで失敗した場合に元の状態に戻すのが難しくなります。

25.Homebrew Channel を起動して Wii リモコンの Home ボタンを押します。

 

26.「Launch BootMii」を Aボタン で選択すると BootMii が起動してメニューが表示されます。 



※Wii 本体のボタンかゲームキューブのコントローラーを使って操作します(Wii リモコンでは操作できません)

基本的な操作方法:

POWER:項目の移動
RESET:決定
EJECT:戻る

27.POWER ボタンを三回押して 一番右のアイコンにカーソルを合わせて RESET ボタンを押します。



28.一番左の「NAND バックアップ」アイコンを RESET ボタンで選択して NAND をバックアップします。



29.NAND のバックアップが始まりますので すべて完了するまでしばらく待ちます。



※Bad Block について

NAND のバックアップをしていると Factory bad block at ... と表示されてブロックが黒く表示されることがあります。
この Bad Block は データの読み書きができない不良ブロックのことを示します。

これは 液晶のドット抜けがあるように NAND でも製造の都合上で初めから データの読み書きができない不良ブロックがあることがあります。
また NAND にデータを読み書きしていくうちに劣化して不良ブロックが新たに発生することもあります。
その不良ブロックを Bad Block として扱うことによって そこにデータが書き込まれて不具合が発生すると行ったことを未然に防ぎます。

そのため Bad Block が存在したとしても 通常では特に問題はありません。

30.バックアップとバックアップしたNAND の検証が終了すると「Hit any button exist.」と表示されるので 何かボタンを押して終了します。



31.POWER ボタンを 3回 押して「戻る」アイコンにカーソルを合わせて RESET ボタンを押します。



32.Wii と書かれた左のアイコンにカーソルにカーソルを合わせて RESET ボタンを押すと BootMii を終了して Wii が起動します。

 

33.これで NAND のバックアップは完了です。

SD のルートディレクトリにバックアップされたNAND(keys.bin, nand.bin):


※バックアップした NAND はパソコンにコピーしておくなどして保管しておいてください(NAND のリストアについては後日解説します)

IOSをダウングレード, 削除して cIOS をインストール出来る環境を構築

Wii のゲームを動作させるモジュールである IOS を DVD-R や USBメモリ,外付け HDD にバックアップした Wii のソフトが起動できるようになる cIOS(Custom IOS) に書き変えます。
しかし cIOS がインストール出来ないように IOS が対策されているため Trucha Bug Restorer で IOS をダウングレードしてから削除し cIOS をインストールできるように環境を構築します。

35.Homebrew Channel から「Trucha Bug Restorer v1.11」を選択して Load で起動します。

  

36.「IOS36」を選択して Aボタン を押すと注意書きが表示されるので ①ボタン を押して進めます。



37.「Downgrade IOS15」にカーソルを合わせて Aボタン で選択します。



38.以下の画像のように Aボタン を指示通りに押して手順を進めると Trucha Bug Restorer が終了して自動で Homebrew Channel に戻ります。



39.再度(2回目)Trucha Bug Restorer v1.1 を起動します。

  

40.「IOS15」を方向キーで選択して Aボタン を押すと注意書きが表示されるので ①ボタン を押して進めます。



41.「IOS36 menu」にカーソルを合わせて Aボタンで選択します。



42.Install IOS to slot の項目にカーソルを合わせて方向キーで「236」に変更したら「Install patched IOS36」を Aボタン で選択します。



43.以下の画像のように Aボタン を指示通りに押して手順を進めると Trucha Bug Restorer が終了して自動で Homebrew Channel に戻ります。



44.再度(3回目)Trucha Bug Restorer v1.1 を起動します。 

  

45.「IOS36」を選択して Aボタン を押すと注意書きが表示されるので ①ボタン を押して進めます。



46.「Restore IOS15」の項目にカーソルを合わせて Aボタンで選択します。



47.以下の画像のように Aボタン を指示通りに押して手順を進めると Trucha Bug Restorer が終了して自動で Homebrew Channel に戻ります。



48.Homebrew Channel から「AnyTitleDeleterMOD v6」を選択して Load で起動します。

 

49.「IOS236」に方向キーで変更して Aボタンを押します。



50.エラーが表示されますが無視して Aボタン を押して再度 Aボタン を押して作業を進めます。



51.「00000001 - System Titles」を Aボタン で選択します。



52.削除したい「IOS249」の項目に方向キーでカーソルを合わせて Aボタン で選択します。



53.エラーと表示された後に Are you sure... と表示されるので Aボタン を押して「IOS249」の削除したら何かボタンを押すと前の 手順53 のIOS一覧の画面が表示されます。



54.同様の手順(手順52, 53)で IOS222, IOS223, IOS250 をそれぞれ削除します。

55.Home ボタンを押して AnyTitleDeleterMOD v6 を終了させると Homebrew Channel に戻ります。

cIOS をインストール

削除した IOS スロットにバックアップした Wii のソフトを DVD-R や USBメモリ,外付け HDD から起動できるようにする cIOS(Custom IOS) をインストールします。

56.Homebrew Channel から「cIOS38 rev17 Installer」を選択して Load で起動します。

 

57.「IOS236」に方向キーで変更したら Aボタン を押してインストールを進めます。



58.注意事項が表示されるので Aボタン を押してインストールを進めます。



59.「Network Installation」に方向キーで変更したら Aボタン を押してインストールを開始します。



60.無線LAN経由でファイルのダウンロードが行われ cIOS のインストールが始まりますので 終わるまでしばらく待つと Press any button to restart... と表示されるので何かボタンを押すと Wii を再起動されます。



61.これで cIOS 38 rev17 のインストールは完了です。

Hermes cIOS 223 をインストール

最近の Wii のソフト(モンスターハンター3 など)を動作させるために cIOS 223 をインストールする必要がありますので Herms cIOS 222, 223 rev4 Installer を使って cIOS 223 をインストールしておきます。

62.Homebrew Channel から「cIOS 222 Installer v4」を選択して Load で起動してます。

 

63.IOSが「249」になっていることを確認して Aボタン を押します。



64.「Install Custom IOS 223」の項目にカーソルを合わせて Aボタンを押します。



65.「Use IOS 38 merged with IOS 37」の項目にカーソルを合わせて Aボタンを押します。



66.インストールが始まり 無線LAN経由でファイルをダウンロードした後にインストールが開始されますので 終わるまでしばらく待ちます。

67.インストールが完了すると「Done」と表示されて Homebrew Channel に戻ります。



68.これですべての作業が完了しました。

ここまでの作業で USB Loader や Backup Launcher といったアプリでバックアップした Wii のソフトを DVD-R や USBメモリ,外付け HDD から起動できる環境が整いました。
また DVD VIDEO の再生ができる MPlayer といった 自作アプリ(エミュレータ, ツール等)も起動できるようになります。
これらのアプリやツールについては 後ほど紹介していきたいと思います。

今後 Wii の本体の更新を要求する画面が表示されても 不用意にアップデートしないように注意してください。
※最悪の場合 Wii が起動しなくなったり cIOS がインストール出来ない状態になります
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